家選びは人生選びや。
いきなり何を悟った仙人みたいなこと言うとんねん、と思うかもしれん。
でもな、33歳、妻33歳、娘8歳と3歳の4人家族で家を買おうと思ったとき、ほんまにそう思った。
「キッチンはオシャレなんがええな〜」
「リビング広い方がええな〜」
「吹き抜けとかカッコええやん!」
いやいやいや。
その前に見るとこあるやろ。
その家、家族が安全に暮らせる場所に建っとんのか?
わが家が家選びで最初に考えたのは、間取りでもメーカーでも設備でもない。
立地や。
しかも、駅近とかスーパー徒歩5分とか、そういうキラキラした立地の話だけやない。
わが家がまず見たのは、
災害リスクと、子どもの通学路。
娘が2人おる時点で、ロマンだけで家を選ぶわけにはいかんかった。
家そのものより、まず「どこに建ってるか」

家探しを始めると、どうしても建物に目がいく。
外観がカッコいい。
リビングが広い。
太陽光が付いている。
メーカーが有名。
分かる。
めっちゃ分かる。
モデルハウスとか行ったら、もう目キラッキラなるからな。
「うわ、このキッチン最高やん」
「この収納、住みたい」
「いや収納には住まれへんやろ」
みたいになる。
でも、家って建物だけ買うわけじゃない。
その土地で何十年も生活する。
子どもはそこから学校へ行く。
買い物もする。
大雨の日もある。
台風も来る。
つまり家選びって、
建物+立地をセットで考えないと意味がない。
わが家の場合、まず「この場所に住み続けて大丈夫か?」から考えた。
最初に確認したのは災害リスク

わが家が立地を見るときに、最初に気にしたのが災害。
家って何千万円もするやん。
「人生で一番高い買い物です!」
とか言われるけど、そんなレベルちゃう。
5500万円やぞ。
もはや買い物というよりイベントや。
ラスボス戦や。
そんな金額を払って家を買うのに、
「大雨降ったら浸かるかもしれません」
では怖すぎる。
そこで家を探すときは、ハザードマップを確認した。
見るポイントとしては、
- 洪水リスク
- 土砂災害
- 浸水想定
- 周辺の地形
こういうところ。
もちろん、ハザードマップだけで100%安全なんてことはない。
自然相手やからな。
「この土地は絶対大丈夫!」
なんて言い切れる人がおったら、多分そいつ神様や。
ただ、
最初からリスクが高いと分かっている場所を避けることはできる。
これは家族がおるなら、めちゃくちゃ大事やと思う。
「駅から何分?」より「娘が安全に歩ける?」

次に見たのが、通学路。
これも子育て世帯ならかなり重要やと思う。
物件情報を見ると、
「小学校まで徒歩○分!」
って書いてあるやん。
でもな。
徒歩○分だけ見ても意味ない。
問題は、その道が安全かどうか。
例えば、
- 歩道があるか
- 車通りが多すぎないか
- 見通しが悪い交差点がないか
- 抜け道になっていないか
- 夜に暗すぎないか
こういう部分。
大人が10分歩くのと、小学生が毎日歩くのでは全然違う。
わが家は娘が2人いるから、
「この道を毎日歩かせられるか?」
という目線で見た。
家から学校まで近くても、危ない道路を毎日横断するなら不安。
逆に多少距離があっても、安全な歩道が続いているなら安心感はかなり違う。
家のスペック表には、
「通学路の安心度:星4つ」
とか書いてくれへんからな。
ここは自分で見るしかない。
子育て家庭の家選びは「親目線」で考える

独身の頃なら、
「駅近最高!」
「飲み屋近い!」
「コンビニ徒歩1分!」
とかで家を選んでもいい。
いや、コンビニ徒歩1分は今でも最高やけど。
でも子どもがいると、見るポイントが変わる。
家族で長く暮らすなら、
自分が便利かどうかより、家族全員が安心して暮らせるか。
わが家ではそこをかなり重視した。
その結果、家を探すときの優先順位は、
- 災害リスク
- 子どもの通学路
- 周辺環境
- 生活の便利さ
- 家そのもの
くらいの感覚になった。
「家が5番目なんかい!」
と思うかもしれんけど、当時の考えをざっくり言うとそんな感じ。下位の条件なら捨ててよい、という意味ではなく、家族に必要な条件はどれも確認したかった。
中古住宅の周辺環境は、自転車と朝・昼・晩の現地確認で見た
わが家が時間をかけたのは、家の周辺を実際に回ることやった。住所・価格・広さで候補を絞った後、現地の立地やハザードマップを確認して、暮らす場所として納得できるかを見ていった。
特に、自転車で回ると図面では分からないことがある。坂道、急に狭くなる道、車の通り方。「大人なら登れる坂でも、子どもにはきついかも」と、家族が使う場面を考えた。
朝・昼・晩にも周辺を見に行き、交通量や人の声、騒音の様子を確認した。全部の訪問が自転車だったという意味ではないし、何回見ても安全を保証できるわけではない。それでも、時間帯を変えて見たことはやってよかったと思ってる。
現地で見る項目を、家族の毎日に置き換える
以下は今回の経験から整理した確認表。購入当時にこの表で採点した、というものではないで。
| 場面 | 確認したいこと |
|---|---|
| 子どもの登下校 | 歩道のつながり、狭くなる箇所、交差点、坂道、車の量 |
| 朝の出勤・帰宅 | 車を出し入れしやすいか。歩行者や自転車を確認しやすいか |
| 買い物・通院 | スーパーや小児科への経路。距離だけでなく通いやすさ |
| 昼と夜の暮らし | 交通量、周囲の音、人通り、明るさの違い |
| 大雨への備え | 自治体のハザードマップと避難先・避難経路 |
ハザードマップは不動産会社から資料をもらって確認した。これから調べる人は、国土地理院・国土交通省のハザードマップポータルサイトから自治体の情報も確認できる。地図の情報と、現地で見たことを合わせて考えたい。
条件を満たすことに加えて、「ここに住みたい」も大切だった
家を買うとき、数字や条件の確認は大事。でも実際に現地へ行って、「ここで暮らしたら気持ちが上がるか」も大切にしたかった。
勢いだけで決めるという話ではない。調べたうえで、納得して選びたかったということ。人生で大きな買い物やから、確認の手間を惜しまなくてよかったと思ってる。
わが家が最終的に選んだ家と購入理由は、5,500万円の中古戸建てを購入した理由にまとめています。


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