こんにちは!
家を買うとき、最後まで悩んだ駅近の中古マンションがありました。スーパーも小児科も小学校も近く、間取りも好み。広いベランダがあって、生活動線も良い。「ここ、いいなぁ」と思える物件でした。
しかも、妻は最初マンション派。私は戸建て派。最初から夫婦で意見がそろっていたわけではありません。
それでも私たちは、今の中古戸建てを選びました。住んでみた今、もう一度あのマンションと選べるとしても、私は今の家を選ぶと思います。
一番の理由は、家族で過ごす今の生活に満足しているから。朝からみんなで庭に出て野菜を収穫するなんて、マンションに住んでいた頃は想像もしていませんでした。
今回は、駅近マンションと迷った理由、夫婦の気持ちの変化、戸建てに住んでよかったことと不便だったことを、わが家の実体験でまとめます。
最後まで悩んだのは、3,980万円の駅近マンション

立地も間取りも、かなり気に入っていた
候補のマンションは、築20年弱ほどだったと記憶しています。駅が近いだけでなく、スーパー・小児科・小学校など、家族で暮らすための施設が近くにそろっていました。
間取りは好みだし、ベランダは広いし、動線も良い。物件そのものに大きな不満があって見送ったわけではありません。最後まで非常に悩んだ、いい家だったと思っています。
「買っても、自分の家だと思えるかな」という迷い
私にとって一番大きかったのは、マンションを購入した後の「自分の家感」が、どうしても想像しにくかったことでした。
修繕積立金や駐車場の話を聞くほど、これまで住んできたマンション暮らしの延長に感じてしまう。お金を払って購入しても、自分の中で「我が家を持った」と思えるかが微妙だったんです。
マンションの所有や管理の仕組みを否定したいわけではなく、これは私自身の感覚です。便利さには魅力を感じながらも、自分が望んでいた暮らしと少しずれがありました。
新築時の価格を聞いて、値上がり余地も不安になった
もう一つ引っかかったのは、売り出し価格が3,980万円だったこと。新築時は約2,000万円だったと聞き、「ここから、さらに上がるのかな」と不安になりました。
周辺の開発が進んで価値が上がっていることは理解していました。それでも、当時の私は「もうこれ以上は上がらないんじゃないか」と考えてしまったんですよね。
新築時の金額は当時聞いた概数で、価格資料を確認した数字ではありません。また、その後の相場を予測できていたわけでもありません。私が購入を決めきれなかった理由の一つとして読んでもらえたらと思います。
マンション派の妻と戸建て派の私が、同じ選択にたどり着くまで
妻がマンション派だった理由は、家の管理とご近所づきあい。「戸建ては、そのあたりが面倒そう」という心配がありました。
一方、私は戸建て派。ただ、二人とも実家は戸建てだったので、「自分の家=戸建て」という認識は、お互い強かったと思います。
いろいろな家を一緒に見て回っていくうちに、妻も「やっぱ戸建てやな」となりました。見学を重ねて、二人の希望がそろっていった感じです。
私自身、戸建てを何件か見せてもらったときの素直な感想は、「何やってもいいじゃん」でした。
もちろん、実際に何でも無制限にできるという意味ではありません。工事や近隣への配慮は必要です。でも、自分たちで家や庭に手を加え、暮らしをつくれる自由さを強く感じました。
壁紙や間取りの変更はマンションでもできます。ただ、私は当時、工事の申請や周囲への説明、足音への配慮などが気になっていました。必要な手続きは物件や工事内容で違うので、購入前に個別に確認したいところです。
今の家では、家族で暮らす場面が自然に浮かんだ

今の家を見たとき、「ブルーベリーを育てて、子どもと毎朝食べられるじゃん」と思いました。
「秋になったら、庭の紅葉を見ながら飲むビールはおいしいだろうな」とも。こういう具体的な生活のイメージが、いろいろ浮かんだんです。
そこで初めて、「ここなら、自分たちの家として思えるな」と感じました。広さや設備だけでなく、その家で何をして過ごしたいかが見えたのは大きかったです。
そして実際に、ブルーベリーを食べる暮らしも、紅葉を眺めながらのビールも実現しています。さらに、想像していた以上によかった日常もありました。
庭の管理が、家族みんなで楽しむ朝の収穫に変わった

庭のプランターで収穫している、わが家の娘たちです。
管理が面倒だと心配していた妻ですが、住み始めてから野菜づくりにハマりました。毎朝の水やりは、今では妻の日課です。
夏から育てたのは、きゅうり・トマト・ピーマン・唐辛子。どの野菜も、収穫しながら家族で食べています。2026年10月の時点では、ピーマンと唐辛子がまだ育っていて、「次は苺とか育てようかな」とも話しています。

こちらは、実際に収穫したピーマン。買ってきた野菜とはまた違う、わが家で育てたものを食べる楽しさがあります。
夏は毎朝、妻に教わりながら、長女と次女がきゅうりやトマトなどを収穫していました。二人とも楽しそうにやっていたんですよね。
みんなで外に出て、朝から野菜を収穫する。マンションの頃は想像していなかった日常でした。それを見て、「とっても良い日々だなぁ」と感じました。
掃除への心配は、ロボット掃除機に任せることで軽くなりました。ご近所づきあいは私が率先して担当していて、今のところ関係も良好です。
庭は妻の楽しみになり、近所とのやり取りは私が担う。住む前に心配していたことは、わが家ではこうした分担で落ち着いています。
「走んな~~!」と怒っていた頃から変わったこと

以前のマンションでは、娘たちが走ると「走んな~~!!」「今何時やと思っとんねん!!」と怒鳴っていました。時間や足音が、どうしても気になっていたんです。
今の家では、室内に買ったトランポリンで娘たちが跳ねたり、鬼ごっこをしたりしています。その姿を見ると、「想像してた以上の暮らしができてるなぁ」と感じます。
「静かにして!」と怒る場面は減りました。ただ、テレビやYouTubeは1時間という約束があって、守れていないときは今も怒ります。家を買ったら怒らなくなった、という話ではありません(笑)。
それでも、生活音を理由に止めることが減った分、全体として怒る回数も減ったのかもしれません。戸建てなら音の配慮が不要ということではなく、今のわが家では、以前ほど足音を気にせずに暮らせているという実感です。
テレビやトイレなど、家族4人の暮らしで変わったことは、戸建てに住んで小さなストレスが減った実体験にもまとめています。
正直、マンションのほうが楽だったこともある
いつでもゴミを出せた便利さは大きかった
前に住んでいたマンションには共用のゴミ置き場があって、いつでも出せたのは大きかったです。
今はゴミの種類ごとに出す曜日が決まっています。そのタイミングを逃すと、次の収集日まで家にゴミが残る。外に置いておくと、猫やカラスに荒らされるのも悩みです。
この点は、前のマンションのほうが便利でした。毎日の暮らしでは、こういう違いも効いてきます。
酷暑日の2階と、朝一番のリビング
暖かさや涼しさも、以前住んでいたマンションのほうが過ごしやすかった気がします。中層階に住むことが多く、窓を開けると涼しかった記憶もあります。
気密性の違いもあるのかなとは思いますが、測定したわけではありません。建物や部屋の条件も違うので、あくまで自分が住んだ家同士での体感です。
今の家は、酷暑日のエアコンがない2階が「サウナやな」という暑さ。その日は、エアコンのない2階には行かないようにしています。
寒さを感じるのは、朝一番のリビング。起きたらすぐに快適エアリーを入れています。
庭も自由さも気に入っていますが、暑さ・寒さまで全部快適だったわけではありません。空調や中古住宅の設備については、中古セキスイハイムに住んで感じた満足点と気になる点も参考にしてください。
もう一度選べるとしても、私は今の戸建てを選ぶ
ゴミ出しは不便になったし、酷暑日の2階は暑い。それでも、あの駅近マンションともう一度選べるなら、私は今の戸建てを選びます。
今の生活に満足していること。道路の安全面に納得していること。ご近所さんとの関係が良好なこと。生活音を以前ほど気にせずに過ごせること。そして、庭があること。
庭は、住む前に思っていた以上に大切な場所になりました。妻が育てて、娘たちが収穫して、みんなで食べる。家を見学していた頃には想像していなかった朝が、今は日常になっています。
「隣の芝は青い」と言います。でも私の場合、マンションを選んでいたら、きっと戸建ての良さをうらやましく思っていた気がします。
駅からの距離や間取りは大事。そのうえで、「この家で家族と何をしたいか」「どんな不便なら受け入れられるか」まで話せると、選ぶ理由がはっきりするのだと思います。
わが家は、便利なマンションにも惹かれながら、今の暮らしを選びました。皆さんは、家族とどんな日常を過ごせる家に住みたいですか?


コメント